
河川護岸改修から道路・造成・地盤整備・防災工事まで
地域を支える多彩な施工事例をご紹介します
河川護岸改修
水害から街を守る水辺の安心づくり
流失や浸食リスクを低減し、安全で美しい護岸を一貫施工します。

広島北部地区411渓流砂防堰堤耐震補強工事
概要:2019年の豪雨災害を受け、既存の渓流砂防堰堤に対し耐震補強と増設を実施。特注のプレキャストブロックと鉄筋コンクリートを組み合わせ、土石流への抑止力を大幅に向上させ、地域住民の安全性を強化しました。
完成時期:2021年11月
施工場所:広島県広島市安佐南区
基礎・盛土工事
概要:住宅地開発に先立ち、約1.5haの切土・盛土造成を実施。既存地盤のN値調査に基づき、適切な砕石材と締め固め機材(グレーダー・ローラー)を選定。盛土厚は最大2.5m、転圧回数は設計値の1.2倍を確保し、地盤沈下率を設計値以下に抑制。造成後の住宅基礎検査でも良好な地耐力を確認。
完成時期:2022年11月
施工場所:広島県廿日市市桜川地区

道路・造成・地盤整備
あらゆる現場に強固で安全な基盤を提供します
アスファルト舗装から切土・盛土による造成、地盤強化まで、幅広いニーズにワンストップで対応します。
安佐南区市道緑井古市線 路盤改良(地盤固め)工事
概要:旧河川跡を通過する延長400 mの市道区間で、慢性的な路面沈下とわだち掘れが発生。セメント系固化材による深層混合処理(改良径φ1.2 m・深さ8 m・格子ピッチ1.8 m)と再生砕石を用いた二層路盤を新設し、ICT転圧管理で均一な締固め度95 %以上を確保。10年後の沈下予測を従来比80 %低減し、物流・通学路の安全性を向上させました。
完成時期:2023年3月
施工場所:広島県広島市安佐南区緑井

防災・減災工事
自然の脅威に、先手を打つ防災力を。
急傾斜地の補強から河川改修・氾濫対策、緊急復旧まで――
山と川の多い広島で培った技術で、台風・豪雨による崖崩れや水害リスクを抑え、地域の安全と暮らしを守ります。
広島市安佐北区白木山線 急傾斜地崩壊対策工事
概要:台風21号(2022年)の豪雨で発生した崖崩れの再発防止を目的に、切土法面(最大斜度38°・高さ40 m)へ長尺アンカー工(L=12 m)と高エネルギー吸収型落石防護ネットを併設。表層浸食を抑えるため厚層基材吹付けを施し、降雨時の斜面安定性を向上させました。住家12戸と市道を保全し、避難指示区域を解除。
完成時期:2024年9月
施工場所:広島県広島市安佐北区白木町

芦田川護岸強化・越水対策(府中地区)
概要:2018年西日本豪雨で堤防決壊寸前となった区間(延長620 m)を対象に、鋼矢板セル護岸と透水性裏込材を採用し、計画高水位+1.0 mまで耐える構造へ更新。併せて河道掘削と排水樋門の自動化を行い、流下能力を約1.6倍に向上。周辺2,300戸の浸水想定深さを最大80 cm低減しました。
完成時期:2023年11月
施工場所:広島県府中市出口町 – 本山町
